玲が紡ぐ         ✞小獣達の鎮魂歌✞

鎮魂歌、書きます(直球) 誹謗中傷は@AniPokeLoveliveまで

X-Rei ver.ファイナル

こんにちは。TNファイナルことreiです。思ったよりデェガクが忙しくて萎えてます。さて、構築はいつも通り僕が案を出し紫炎が調整を考えるといった分担で組んでいたのですが、DSがなくJCSはやらないつもりでした。しかしJCS前日にカムイがDSを貸してくれるとのことだったので急遽ストーリーをTNファイナルで進め、1ロムだけ参戦することにしました。一定の結果も出たし強い構築だったので公開しようと思います。ちなみに言語障害各位に飯一食おごりで売りつけたので結構当たった方もいると思います。対戦ありがとうございました。

TNファイナルだからって鍵垢で構築晒してきた君、絶対忘れないんでよろしく。幕張で会いましょう。

構築経緯

このルールが始まった当初から、皆さんお気づきのようにレックウザの性能が頭ひとつ抜けていると思いました。
それでオーガレックを回していたのですが、オーガが弱すぎてお話にならなかった。(ですが、オーガレックも勝ち上がっているみたいなのでこの段階での考察不足は否めません)
最初は自分がオーガに適合できていないだけだと思っていましたが身内と話している限り、みんなと考えが一致したのでオーガを諦めて相方を探している中で結局一番高い性能のポケモンと二番目に高い性能の組み合わせであるレックウザ‐ゼルネアスにいきつきました。
それからは一切浮気せずレックゼルネだけを触り続けてjcsを迎えました。まず入ってきたのはガオガエン
そもそもどの構築においても一般枠の枠に収まる強さではないくらい強いですが、ことレックゼルネにおいてはこの2体が鋼に弱いこと、どちらも一回のノーリスクの行動に試合を終わらせるパワーがあることから一番強く使えるといっても過言ではないくらい相性がいいです。
ここに当時テンプレだったレヒレランドバレルなんかを入れて回していて、確かにいろいろな構築に対してメタは張れているのですがイマイチ4体で戦うという方向性がとれておらず、どれを出しても選出に力がないと感じました。
ここで自分はゼルネガエンレック@1という考え方をするようになりました。
自分はJCSという形式では格上をつぶすより格下に取りこぼさないことを重要視していて、その考え方で行くと猫2枚というのが基本選出として最も合理的に感じました。
そんな感じでいろいろ考えていると天才的な案が降ってきました。トゲデマルです。
型については後述するのでここでは伏せますがこれでほとんどの構築と戦えるようになりました。
ここまでで重いなと感じたのがアマージョ、テテフなど先制禁止系・身代わりメガゲンガーモロバレル。さらにこれらのギミックにトリル鋼が絡むとアチャーという感じでした。
が、 またも天才的な発想で防塵ゴーグルトゲキッスを思いつきました。
指をしていればバレルやドーブルが止まりますし、アンコールがあるので不用意な猫やゼルネのジオコンにも隙を見せません。
これで5体が決まったのですが、まだトリル持ちの鋼、ゲンガーがうまく解決できていません。
ランドロスドリュウズなどいろいろ触っていたのですが、最後まであまりしっくりこず…という感じでした。 そんな時に師匠である浅野あみけさんから構築よこせと言われたので投げたところ、等倍でごり押せるポケモンということでメガネ化身ボルトを提案されました。火力が高く、浮いているので隣にレックウザを置いて地震が打てます。かなりきれいにはまりました。 以下が画像です。

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X-Rei

個別解説

レックウザ
性格:いじっぱり
実数値:181-255-120-×-120-167
努力値:4-252-0-0-0-252
特性:エアロック
持ち物:こだわりハチマキ
技構成ガリョウテンセイ/神速/地震/滝登り
 
地震:実はメインウェポンみたいなところがあるかもしれない 価値がある盤面であれば積極的に巻き込んでいく
滝登り:グラードンピンポだがワンパンできるのはあまりにも強いため採用
 
当初は耐久に振ったレックウザを使っていましたが、ゼルネアスを抜いていないとお話にならないため準速に。カイオーガやゼルネアスの倒せる範囲を広げるためにAにも特化しました。環境の序盤では、ハチマキ、タスキ、木の実など試しましたが(珠は耐久がひくいポケモンではないため食わず嫌いした)ノータイムで出せる火力が天と地ほど違うこと、剣舞を積んだとしてもガエンを投げられるだけで行動がどんどん遅れていくことを考えハチマキに落ち着きました。場にいらなくなっても引きやすいのでサイクルが強い猫2枚のこの構築にはあっていたと思います。
 
ゼルネアス
性格:ひかえめ
実数値:230-×-121-190-119-127
努力値:228-0-44-172-4-60
特性:フェアリーオーラ
持ち物:パワフルハーブ
 
H:極力高く
B:⁻1特化ツンデのジャイロボールが~224ダメージ/陽気252ハチマキメガレックのガリョウ確定耐え/特化ゲンシグラの断崖44.2%で2回耐え
C:+2ムンフォでH252D4ゼルネを81.2%で一発、同条件の+2ゼルネを96%で2発、ジオコン後バクア考慮で偶数
D:端数、臆病252メガゲンガーのヘドロが~224
S: 陰湿大王ビ〇ラゼルネ+2、+1で最速120族抜き
 
無難に強かったです。このポケモンを採用するとほとんどの勝ち筋をジオコンをノーリスクで積むことに集約できるのがいい。直前までは最速ゼルネアスを採用し使っていましたが、最速の最大の利点はゼルネアス対面で同速を仕掛けられることであり、そういう局面は避けたいし避けることができていると判断し耐久型にシフトしました。本番3日前くらいの判断でしたが結果的に大正解でギリギリ耐えて勝ちのような試合が頻発したので良かったです。
 
性格:しんちょう
実数値:200-136-111-×-154-84
努力値:236-4-4-0-236-28
特性:いかく
持ち物ホノオZ
技構成フレアドライブ/ねこだまし/とんぼがえり/ほえる
A:端数
B:端数
D:臆病ゼルネの+2ムンフォ耐え、11n
S:最遅90族抜かれ
 
ホノオZ…ガエンZや半分回復なども試しましたが賢者のナットレイテッカグヤの処理を早めるためにホノオZに落ち着きました。ゼルネレックの苦手な鋼を処理できるのは値千金なのでレックゼルネにおいてはZ以外使えない体になりました(紫炎は木の実で使っていたらしい)ガエンZにできてホノオZではできないことといえばオーガやレックへの打点確保が挙げられますが、それが影響して負けた試合はなかったしコケコをワンパンしたりゼルネへの打点になってくれたりしたのでこっちでよかったと思います。ただ、ルナアーラを重く見るならガエンZなのでここに関しては賢者層がいるかいないか、だと思います。
ほえる:ゼルネガエンミラーでジオコン吠えるでしこってました。邪魔な奴守るやらトリル読みで返したり偉かったです。
 
威嚇+猫+とんぼ+火力
制作側に愛されてるなぁと思いました。強かったです。
天候がなければ特化オーガの根源+猫耐えるの意味わからん過ぎて笑ってました。
 
 
性格:ようき
実数値:141-150-83-×-93-162
努力値:4-252-0-0-0-252
特性がんじょう
持ち物だっしゅつボタン
技構成:びりびりちくちく/ほっぺすりすり/てだすけ/ねこだまし
 
特性が頑丈のためASに振り切りました。
序盤に頑丈脱出ボタンデマルを思いついた時点でJCSはもらったと思いましたが、本当に最後まで現役バリバリで使えました。雑に投げて猫を打って帰ってもらったりガエン引きデマルから有利対面を作ったりやれることは多いです。地味にタスキ潰し兼アド取りのガエンの蜻蛉をもらって一方的に帰れるのが優秀でした。
手助けは行動前にかえってアド損するのが嫌で採用しましたがボチボチ強かったです。
ちなむと手助け地震ではシュカツンデは死にませんが威嚇込みでもシュカじゃないツンデは死ぬっていう微妙なアレです。
 
性格:おだやか
実数値:192-×-125-141-172-101
努力値:252-0-76-4-172-4
特性:てんのめぐみ
技構成エアスラッシュ/おいかぜ/アンコール/このゆびとまれ
 
H…最大値 B…陽気252メガレックの珠テンセイ最高乱数以外耐え C…端数 D…実数値198のゼルネアスの+2FAムンフォ93.8%耐え、臆病252テテフのPFサイキネz耐え程度 S…追い風で130族抜き 
催眠ケアだけならレヒレとかでもいいとは思うのですが、フィールドをとれるといってもテテフが安定するとは思えなかったため採用しました。 なので、テテフの数によって選出回数やら評価が変わってくるのですが、幸い(?)JCSではめちゃくちゃ多かったためだいぶ活躍してくれました。 ちなみに、アンコールは非常に吠えると相性がよくゼルネのジオコンに刺した後放置できるのが非常によかったです。
 
ボルトロス(化身)
性格:おくびょう
実数値:155-×-90-177-100-179
努力値:4-0-0-252-0-252
持ち物こだわりメガネ
技構成10まんボルト/ボルトチェンジ/めざめるパワー(地)/サイコキネシス
 
浅野さんに鋼を等倍でごり押せるポケモンということでボルトロスを勧められたのがきっかけです。メガメタグロスより速いため化身での採用になりました。全体通してかなり強かったのですが、サイキネだけは失敗だったかなと思いました。というのも、サイキネでゲンガーを落とせるとは限らないしそもそも10万地震でいい、サイキネでこだわるのが弱いため、打つ機会がなかったです。また、クロバットが想定以上にきつかったため眼鏡挑発から無理やりゼルネを積ませた方が良かったかなと思いました。

選出

vsグラゼルネ
→バレルの有無によってゼルネガエンレックキッス(デマル)
ゼルネになんかの事故で一方的に積まれなければまず負けません。
vsミラー
→ゼルネデマルガエンレック(デマルとガエンの順番はフィーリングで変動)
常に猫を維持していけば相手がスタミナ切れを起こしてくれるのでそこにガリョウかジオコンを通せば勝てます。
vsテテフネクロ
→ゼルネキッスガエンレック
キッスで吸ってゼルネを積ませ、ホノオZガエンとの並びを作ることを目指します。選出がゆがまされるのでややきついマッチアップですが僕のタマシイの一戦が1809のこれとのマッチアップだったのでまあ何とか半分くらいは勝てます。
 vsオーガレック
→ボルトレックゼルネガエン
大体ゲンガーとかツンデが入っていると思うのでそこを破壊するためにボルトレックを出すことが多いです。レック対面でレック突っ張らせたくないので基本裏はガエンです。
その他困った時(特にきついのがいなくて逆に困った時)や有象無象にはゼルネデマルガエンレックと出しておけば間違いなく五分以上に戦えます。

雑感

トスも不正もしていないので抜けさせてください(切実)
最後の二週間くらい本当にまったく練習せずに参加が決まったので、まだ最適解があったかもしれないというのが本音です。精進していきます。
このルールはどのアーキタイプを握ってもキツイ構築が存在してしまうのでかなり難しいと思いますが全部に9割!とは言わないまでもほぼすべての構築にプレイング勝負が仕掛けられる構築が組めたので良かったと思います。
今回で抜けられなかったら今後のルールで構築売りつけようと思うので興味あったらDMでも送ってきてね。
なにか質問があれば聞いて下さい。では。